今夏に行われた一発屋芸人を決める総選挙で初代王者に輝いたお笑いコンビ・髭男爵(ひげだんしゃく)。「一発屋」として勇名をはせていますが、貴族の方の山田ルイ53世さんは、ラジオパーソナリティーとして「しゃべり」にも定評があるほか、 【小学校のころ神童→名門中学に入学するも、ある事件を機に引きこもる→大検を取り大学入学→ほぼ失踪状態で上京、芸人に→借金苦から債務整理→ブレーク→……現在】 という、「ガチでこじらせて復活(ルネッサンス)したお方」としても有名です。 そんな山田さんがこのほど、自身の経験をまとめた『ヒキコモリ漂流記』(マガジンハウス・1300円=税別)を出版。「人生が余った」という思いを抱えた中で遭遇した数々の「死地」と、どう折り合いをつけたのか。3歳になったまな娘に対する思いとは。本の内容を、少しだけ教えてもらいました。 ◇ 髭男爵・山田ルイ53世さん 中学で学校に行かなくなり、高
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