幻冬舎さんが文庫化の決まっていた津原泰水さんの作品の出版を土壇場でキャンセルされていたことが発覚しました。理由は昨年幻冬舎さんが発売した百田尚樹さんの『日本国紀』を批判したからだそうです。 昨今のスタンダードなやり口ですと「批判にはあたらない」「総合的な判断」とバカのふりに終始して追加情報ゼロのまま鎮火するのがセオリーなのですが、幻冬舎さんと社長の見城徹さんはある意味正直に実売部数を挙げて津原さんを攻撃しはじめてしまいました。 これはどちらか二択だとすると後者のほうが理由を説明しているだけまだ誠意があるのですが、キャンセルしたあとに作家を貶める行為なので、道義的に許されるものではありません。少なくとも第三者の目に触れる場でいきなり公開する内容ではないです。 解決したはずなのになんで今さら、と見城さんサイドがこぼされてましたが、幻冬舎さんが絶縁した津原さんに対しておこなった行為からすると、津