六田守。マモルくん。マモっち。マモー。 大きくなったなぁ… 前回は「マンガに出したんだけどストーリーが描けなかった」、という人多かったですが…ウルトラ予想外の大活躍をしたこちら、マモルくん。マモルくんは初登場の時は10才(アニメでは15才)…。ボクのもくろみとしては、みつみさんたちとやる際に「ボクが描いてる」ということを主張するために桂馬っぽい感じで入れた子です。当時サンデーの読み切りにも真理君というのを出してましたけど、「いけ好かない子供」ブームがボクに起こっていたんですね。多分、他のメンバーは絵的に年を取らないと思ったので、年代が進んでることを絵的にわかるように、という考えもありました。 さらに、みつみさんと一緒にやる以上、メディア展開の可能性も少しは感じていたので…その時に使えそうだと想定。ただ、主役格になるとはね。しかしさすがに、「ずっとランドセル背負ってる」という設定はアニメに際
漫画家って、とても傷つきやすいんですよね。 世間に傷つき、自分の境遇に傷つき、自分の才能のなさに傷つき、編集者の一言一言に傷つく、ダメだしされてると、編集者がネームをボールペンで突っつく所作にすら傷つく。「オレのキャラをつつくんじゃねぇ!」と殺意を覚える。給料をもらって安寧な立場の編集者にマンガを批評されることにも段々むかついてくる。一喜百憂。そしてコミュニケーション不全のなかで、その感情を原稿に向き合いながら発酵させていきます。無数の生傷が何年たっても乾く暇がありません。もちろん、これはボクの個人的な見解です。 そんな漫画家にとって、メディア化というのは大いなる試練になります。 自分にとってはかけがいのない作品であっても、ドラマやアニメの制作会社の方々にとっては沢山あるうちの仕事の一つ。もちろんアタマでは分かっていますし、少々違和感があったとしても餅は餅屋。メディア化をオッケーした時点で
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