能登半島地震の避難所となっている穴水町の穴水高で1日夜、男女数人が自動販売機を壊し、同校の避難者用に飲料水を置いていったとみられることが6日、同校などへの取材で分かった。自販機を壊した人は「自分も避難者で、飲み物を確保するために自販機を壊していいか(管理者に)確認した」と話しており、石川県警は事件性はないとの見方を示している。 穴水高によると、車で訪れた数人が自販機を器具でこじ開け飲料水を取り出し、避難所に置いていったという。
最大震度7に見舞われた能登では、あちこちの道路が陥没、隆起しており、パンクやバッテリーの故障で路肩に乗り捨てられている車が目立っている。このため、珠洲―穴水間は大渋滞が発生。記者は3日、移動に10時間を要した。災害復旧や家族の安否確認を急ぐ人で奥能登入りする車は増え続けており、石川県は不要不急の利用を避けるよう呼び掛けている。(元珠洲支局長・宮本章史) 珠洲道路は通行可能だが、片側の車線が土砂で覆われていたり、大きく亀裂が入っていたりと悪路が続く。車道脇に土砂が差し迫る道もある。300㍍ほどのトンネルを抜けるのには40分近くかかった。 輪島市三井町洲衛から穴水へつながる県道303号は通行止め。迂回路として県道271号、さらに1号へと促されたのだが、3日午後6時から6時間の間に進んだ距離はわずか3㌔。その後も超ノロノロ運転が続いた。電波はずっと圏外。余震が続き、もし今、大きな地震が起きたら生
Eテレで25年続く人形劇『ざわざわ森のがんこちゃん』のスペシャル番組、震災10年特集『がんこちゃんと失われたふるさと』が、震災から10年の節目となる3月11日(後6:20~6:40)に放送される。 【写真】大島優子が声を担当する新キャラクター・ランププ 3.11を知らない子どもたちが年々増えていくことを見据えた物語。恐竜の女の子・がんこちゃんが、大きな災害にあい避難してきた鳥の子ども「ソラ」と出会い、さまざまな困難がありながらも心を通わせる姿を通して、「被災とはなにか」を伝えるとともに、「自分の身になって被災者を思いやる心」の大切さを描く。 がんこちゃんが住む「ざわざわ森」に、ある日突然、トゲトゲ島から“ソラ”と名乗る鳥と、その仲間たちがやってくる。大きな災害にあって避難してきたというトゲトゲ鳥たちは、しばらく、ざわざわ森で生活することになったため、がんこちゃんたちが楽しみにしていたお祭り
石川県内の温泉旅館が、一人旅の需要を取り込んでいる。例年の夏であれば、家族連れやカップルで予約が埋まるものの、今年は新型コロナに感染するリスクがあることから、同行者を伴わずに1人で旅行に出掛ける人が増えているという。施設の稼働率が落ち込む中、「おひとりさま」向けのプランを充実させる動きも出てきた。 加賀市山代温泉の「ホテルききょう」では、8月の宿泊者のうち、一人旅の宿泊客が前年同月の1・4倍となる約70人となった。露天風呂付きの客室で、部屋で食事を取り、部屋から出る必要のないプランが好評だ。 上出晃史社長は県民限定の宿泊割や「Go To トラベル」の割引を利用して一人旅を楽しむ人が増えているとし、「旅館全体の稼働率は前年よりも20%程度落ちている。空きが目立つ平日を中心に『おひとりさま』を受け入れていきたい」と話した。 山代温泉の「吉田屋山王閣」では、旧盆明けから1人利用の宿泊客を6、7人
JR西金沢駅西口でライブホール「Zepp(ゼップ)」の開発を計画する西松建設(東京)は4日、野々市市内で住民向けの説明会を開き、2021年夏に開業する方針を明らかにした。住民側からは5500人を超える建設反対の署名が提出されているが、防犯カメラの設置や警備員の巡回で治安の悪化を防ぐ考えを強調。駅東口の商店街との連携にも意欲をみせ、建設に理解を求めた。 西松建設側はこの日初めてホールなどの設計図面を提示。ホールは1階に立ち見で900人、2階は着席中心で400人を収容する。開場前でも敷地内に計1300人が待機できる場所を設けることを示した。 これまで2回開いた説明会では、住民から交通渋滞や騒音、振動、ごみの増加を不安視する声が上がっていた。これに対し、西松建設の鬼木光一業務開発課長は設計を工夫することで、音漏れや揺れを防ぐと説明した。 西松建設は、400人が北陸以外から公共交通機関で来場すると
北陸の代表紙。ニュース速報、石川と富山のニュース、コラム「時鐘」を掲載。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く