Web2.0時代の勝者となるべく、Ajaxという戦場が熱い。GoogleとYahoo!のみならず、マイクロソフトやオープンソース・ジャパンも参戦している。彼らがリリースしたWebアプリケーションをピックアップしてお届けする。 Ajax、それはWebアプリケーションのユーザビリティを改善する切り札である。古い技術を組み合わせ、魔術のごとく生まれ変わった新しいファッションである。それは仕方なく使う消極的な選択ではない。未来への可能性を切り開く前進しようという意思である。未来形のWebとして語られるWeb 2.0へ至る道はRSS、ATOMなどいくつかあるとされるが、Ajaxもまた、Web 2.0に続く道の1つといえるのだ。 この連載では、毎月Ajaxの動向をウオッチングしている。基本的には、新しい話題を中心に、厳選した面白い話題を提供していきたいと思うが、面白いもの、確実に押さえておきたいものを
それは、単なる偶然だったのだろうか。しかし、Amazon.comと、冷静な判断力で知られる同社CEOのJeff Bezosに関する限り、偶然が起きる確率はきわめて低いように思われる・・・ Googleが数千冊に及ぶ「パブリックドメイン」の書籍をオンラインで公開したその日に、Amazon.comはユーザーがウェブ上で本を読むことを可能にするプログラムを発表した。 Amazonにとって、これは未知の領域というわけではない。同社は2年前に「Search Inside the Book(なか見!検索)」と呼ばれる新機能を導入し、テクノロジー業界を書籍のデジタル化に駆り立てることになった。その名が示す通り、この機能はユーザーが書籍の中身を検索できるようにするものだ。 Search Inside the Bookの登場を機に、著作権を保護しつつ、書籍への電子的なアクセスを拡大する方法について、関係者の
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