韓国の李洛淵首相(ロイター) 韓国で過去にないほどの旭日旗バッシングが起こっている。韓国の李洛淵首相は1日、同国南部の済州島で10日から開かれる「国際観艦式」(15か国が参加)で、韓国側が日本側に自衛艦旗である旭日旗の掲揚自粛を求めていることに関連し「日本の植民地支配の痛みを記憶する韓国人の気持ちに、旭日旗がどう影響するか、日本ももう少し細かく考慮する必要がある」と国会答弁で述べた。日本側は従来通り掲揚する方針だが、そもそも韓国側の主張は歴史的に見ても間違いだらけだと専門家は指摘している。 旭日旗は戦前、日本の陸海軍旗として使用され、韓国では観艦式での掲揚自粛を求める世論が広まっている。韓国側が間接的に掲揚自粛を呼び掛けているが、小野寺五典防衛相は自粛しない考えを示している。 複数の韓国メディアによると、世宗(セジョン)大学の保坂祐二教授は1日「旭日旗禁止法を作らなければならない」と提案。