今日は病院の日だった。 先週しておいた血液検査の結果を聞きに行く。 心臓の調子がやや、やや、よろしくない。 ややなので。そう落ち込んでもいない。むしろこの数日の不調の原因がはっきりして安心した。 ああ、それでか。 気をつけようっと。 帰宅すると夫がちょうど遅い昼ご飯で一階に降りていた。 「どうだった?」 「お心臓のお様子が今ひとつでしたの」 「えー。トンさーん、心配だなぁ」 帰りにコンビニで買った千切りキャベツとゼリーに山盛りの薬の袋の入った手提げを私の手から受け取って持っていく。 「あのさあ、今日さあ・・。」 今なら言えるかもしれない。言っちゃおうか、言っちゃえ、もう、知らん。 そこから私は夫に自分の病気のことについていつもより詳しく説明した。 難しい病気だから、もう治そうと思わない方がいいと言われたこと。 うまく付き合っていく方向で考えたほうがいいと言われてること。 精神的にバランスが