企業の情報システムで最も重要なものは「データ」 景気低迷もあり、昨今の企業を取り巻く環境は、ますます厳しさを増しています。企業では、これまで以上に迅速な経営判断/意思決定が求められます。その判断材料となる情報は、ますます大事な経営資源となるでしょう。情報のもとになるものが「データ」です。データは、それだけでは意味をなしません。整理/体系化されて初めて、「価値ある情報」に変化します。 データや情報は、湧水のように出てくるわけではありません。企業の日々のビジネス活動に、その源泉があります。企業がビジネス活動を展開すると、人/物/金の動きに連動して、データや情報が発生するのです。また、ビジネス活動には、連続した流れがあります。その流れに並走するように、データや情報が流れていきます。ビジネスとデータの関係、そしてこの流れを図式化したものが、Entity-Relationship Diagram(E