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ブックマーク / nkmr.koborezakura.com (1)

  • ライトノベルはタイトルが三上章っぽい

    ライトノベルと呼ばれる文学ジャンルがある。砕けた文体で書かれた若者向けの娯楽小説のことだ。 そのタイトルが面白い。 『僕は友達が少ない』 『僕の妹は漢字が読める』 『彼女はつっこまれるのが好き!』 『だから僕は、Hができない。』 『桐野くんには彼女がいない!?』 『吾輩はである』じゃあるまいし、文をそのままタイトルにしているというだけでなかなかユニークだが、それよりなによりこの構文である。国語学でいう「ハガ構文」、またの名を「象は鼻が長い構文」だ。(当の意味でのハガ構文は「僕は友達が少ない」だけだけど)。 かつて英語では「私は何も知らない」と言うとき、"I don't know nothing." のように二つ否定語を使ったという。これは「二重否定」と呼ばれている。 ところが、昔の文法家は、これに無理やり論理学の概念を当てはめ「否定の否定なら肯定のはずだ」と言って、この使い方は誤りであ

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