前回の記事では、VAIO type PでHD動画がスムーズに再生できるかどうか、いろいろと試してみたわけですが、いよいよ次は「VAIO type P」でフルHDサイズ(H.264+AAC、1920x1080)のムービーを再生させるためにがんばってみました。VAIO type Pは解像度が1600×768なので、やはりフルHDを再生させないと意味がないに違いない!というのが理由です。 結論から先に言うと、H.264のフルHDムービーをCPU負荷20%~30%という低い負荷でぬるぬる再生することが可能でした。今回は「Intel GMA 500」のハードウェア・デコーダ機能を使いましたが、同様にして「NVIDIA PureVideo HD」や「ATI Avito HD&UVD」などのDirectX Video Acceleration(DXVA)が有効になるものであれば、ほかのPCでも応用可能で
67ページで紹介したMMname2を使えば動画再生に必要なコーデックは判別できるが、導入すべきコーデックが分からないときは「CCCP」を使おう。動画再生に必要なソフトを一括インストールするソフトで、ffdshowでカバーできない多数の動画コーデックを導入できる。ffdshow自体も併せて導入されるのでffdshowの代わりにCCCPを導入してもOKだ。 通常の再生コーデックだけでなく、字幕表示用ツールなどDVD再生時に必要となるファイルなども一括インストールされるため、導入すればコーデックがらみのトラブル以外も解決できる。不具合の原因が分からないときは取りあえず試してみよう。 導入はインストーラの指示に従って「Next」をクリックしていけばOKだ。既にMPCを導入している場合は画面のウインドウで「Players」のチェックを外そう。またffdshowを導入済みなら「FFDShow」と書かれ
ネット上に出回っている動画の多くは、容量をコンパクトにするためコーデックによって圧縮されている。圧縮された動画を再生するためには、使われているコーデックを手作業でインストールすることが必要になるが、いちいち調べて導入するのはかなり面倒くさい作業だ。 「ffdshow」は、多くのコーデックをまとめてサポートしたDirectShowフィルタ。DivXやVP6をはじめ、一般的に使われているほとんどのコーデックをサポートしているので、ffdshowをインストールするだけで、大抵の動画は再生することができるようになる。 ffdshowのインストール画面。「次へ」をクリックして次に進もう インストールするコンポーネントは必要なものを選択しよう。分からないときはデフォルトのままでOKだ ffdshowの設定画面では、コーデックの有効、無効の切り替えができるぞ
MKVをコンテナに採用、H.264/AACに対応した「DivX Player」v7.0 Beta 1が公開 DivX, Inc.は6日、同社製メディアプレイヤー「DivX Player」の次期バージョンv7.0のBeta 1を無償公開した。現在、同社のラボサイト“DivX Labs”からダウンロードでき、編集部にてWindows XP/Vistaで動作確認した。なお、ダウンロードにはDivX Labsへのユーザー登録が必要。また、今回はコーデックとプレイヤーのみの公開となっており、動画変換ソフト「DivX Converter」などは同梱されていない。 本バージョンでは、動画や音声を格納する“コンテナ”の形式として、オープンソースで開発されているMKV形式に対応。複数の音声トラックや字幕といったMKVの機能を利用できる。また、H.264形式の動画とAAC形式の音声に対応した。H.264のデコ
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