独立行政法人情報処理推進機構(IPA)がオープンソースとして公開している「IPAフォント」からの派生フォントで、Launchpadのプロジェクトサイトで配布されている。 IPAフォントは、フォントメーカー「タイプバンク」のTB明朝・ゴシックをベースに作成された高品質な日本語アウトラインフォントで、ゴシック体と明朝体の両方が含まれている。IPAがオープンソースソフトウェアで使用されることを想定し、2009年4月のバージョン3からオープンソースライセンス「IPAフォントライセンス」のもとで提供している。 しかし、広く利用されているLinuxディストリビューション「Ubuntu」では、「一部のアプリケーションで半角幅の文字が全角幅で表示される」「日本語変換の未確定文字列に下線が表示されない」といった不具合があり、日本語の標準フォントとしては採用されていなかった。 これらの不具合などを独自に修正し
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