映画監督の長石多可男さんが、3月31日に進行性核上性麻痺のため都内の病院で死去したと、東映が3日に発表した。享年68。長石さんは昭和20年1月7日生まれ、広島・江田島市出身。 TV「仮面ライダー」(1971年~)に助監督として携わり、佐藤健が主演を務めた「仮面ライダー電王」など、一連の仮面ライダーシリーズを監督として支えた。 また「光戦隊マスクマン」や「天装戦隊ゴセイジャー」などのスーパー戦隊シリーズなどを手がけ、東映の特撮ヒーロー作品に欠かせない監督だった。TBS系で放送された人気刑事ドラマ「Gメン75」の助監督、監督も務めた。