ドイツ西部リューネバッハで、豪雨により冠水した動物園(2018年6月1日撮影)。(c)AFP PHOTO / dpa / Oliver Berg 【6月1日 AFP】(更新、写真追加)ドイツ西部リューネバッハ(Luenebach)で1日、洪水に見舞われた動物園から危険な大型ネコ科動物5頭が逃げ出したとの情報が伝えられ、町内で数時間にわたり厳戒態勢が敷かれた。だが捜索の結果、5頭はいずれも飼育場内に隠れていたことが分かった。 脱走が伝えられたのはライオン2頭、トラ2頭、ジャガー1頭。警察や消防による懸命な捜索が行われる中、当局は住民に対して屋内にとどまり窓を閉めるよう勧告。だが地元当局によると、ドローン(小型無人機)を使った捜索の結果、いずれもアイフェル(Eifel)動物園の飼育場内にいることが確認された。ただ、地元当局者によると、同園からはクマ1頭が逃げ出し、射殺されたという。 ルクセンブ