元祖「ヘタウマ画伯」徳川家光、渾身の作!? その価値と魅力を専門家に聞く 徳川家光といえば、参勤交代、鎖国など、江戸幕府を強権的政策でゴリゴリに強化した3代目将軍とイメージを持つ人が多いだろう。しかし、そんな彼が実は、元祖「ヘタウマ絵」の画伯だったことをご存知だろうか。 そんなヘタウマ絵の”お宝“が、長野のローカル局・テレビ信州の夕方の情報番組『ゆうがたGet!』(11月3日放送分)の鑑定コーナーで、発見された。 徳川家光《竹に雀図》 個人蔵 「最初、『なぜ長野県に家光の絵が?』『しかも、こんなヘタな絵を?』などと、信じていませんでした(笑)」と番組プロデューサー徳川家光《竹に雀図》(部分) 個人蔵 家光の絵が描かれた掛け軸で、長野市在住の男性が所持していたものという。弱弱しい筆使いで竹と雀を描いているその絵は、お世辞でも上手とは言えないモノに見える。とはいえ、「将軍の絵」で「値段はつけら