2015-04-06 スケジュールに有給休暇が考慮されていなくても、有給を取るべきだ 豊かな働き方を目指して 有給休暇の取得が進まない原因のひとつに「労働者が『経営者目線』で考えてしまっている」がある。「経営者目線」で会社に尽くしてしまい、いつの間にか有給休暇という権利を失ってしまっている。 不思議なことに、日本では一介の「雇われ」にすぎないのにも関わらず、オーナーシップを持って、会社のために尽くすことを会社員は要求される。単なる一従業員でしかないのに、「経営者目線」を持つことは日本で優秀な「人材」になるのであれば、当然のことのように受け取れられている。そして、そういう会社の要求に、何の疑問も抱かずに答えてしまう人たちも一定数いる。(…)もちろん、給料分はしっかり働くべきだろう、そういうプロ意識はあるべきだ。しかし、契約の時間外まで働いたり、休日を潰して働いたりすることを正当化させるだけの