6月24日に、明治大学で開催された日本マンガ学会のシンポジウム「マンガと同人誌」に行ってきました。 日本マンガ学会第12回大会 非常に充実した内容でしたので、遅ればせながらレポを書いてみようかと思います。 殴り書きに近いノートと記憶に基づく、箇条書きに近いレポになります。細部は異なるかもしれません。その点はご容赦のほどを。 まずは「マンガ同人誌の歴史と役割」と題された第1部から。 司会はマンガ評論家としても知られる神戸松陰女子学院大学教授・村上知彦氏。パネリストはマンガ家・アニメーターの真崎守さん、コミックマーケット初代代表の霜月たかなかさん、マンガ家の波津彬子さん、コミティア代表の中村公彦さんの4名です。 【第1部:「マンガ同人誌の歴史と役割」】 まずは村上氏による、同人誌の歴史研究について。 最初の同人誌の歴史研究は、「COM」1968年4月号の特集。 それに次ぐものは、「ぱふ」197