本稿はSteven Pittsley氏によるゲスト記事である。 Microsoft Windows XPが持っているウィザードやユーティリティの中で、素晴らしいものを1つ挙げるとすれば、Windows 9x製品ラインにルーツを持つ「システム構成ユーティリティ」、つまりMSCONFIGだろう。この便利なユーテリティを使えば、起動時の問題をトラブルシューティングする際に、簡単にブートファイルや起動時のパラメタを変更することができる。この記事では、MSCONFIGの機能について一通り説明し、Windows XPで生じるやっかいな起動に関する問題を、読者が根絶やしにできるようにしたい。 MSCONFIGの開始 MSCONIGを使うには、[スタート]ボタンをクリックし、[ファイル名を選択して実行]を選択する。次に[名前]のテキストボックスに、MSCONFIGと入力して[OK]をクリックする。これで、