和歌山県新宮市の民家で26日午後、体長約80センチのグリーンイグアナが見つかった。新宮署員らが捕獲して拾得物として署で保管することになり、留置場で勾留(こうりゅう)中の爬虫(はちゅう)類マニアの男(52)に写真を見せて餌に何をやればいいか尋ねると、「昨年秋に逃げた私のイグアナです」。男は担当の弁護士に依頼して飼ってもらうという。 [ほかのフォト] ご主人は拘留中…かごの中でイグアナは何思う 男は今年6月に出資法違反罪で起訴されたが、大の爬虫類好き。逮捕時にも自宅で大型のヘビなどを飼育しており、今は弁護士が面倒をみている。同署管内で爬虫類などの届け出があれば、署員が男に相談するほどだったという。 イグアナが見つかった民家は男の自宅から数十メートルと近く、珍しい動物でもあることから、同署は男のペットとほぼ断定。男から遺失物届を受理後、弁護士に引き渡すことにしている。 逃げたときには約2