【ベルリン=赤川省吾】ポーランドのレフ・カチンスキ大統領が搭乗したワルシャワ発の旅客機ツポレフ154型機が10日、ロシア西部のスモレンスクで墜落した。ロシア政府などの情報によると大統領を含む乗客全員が死亡したという。大統領は第2次大戦中にポーランド軍将校ら捕虜約2万人が旧ソ連の秘密警察に虐殺された「カチンの森」事件の追悼式典に夫人とともに出席する予定だったという。現職国家元首が航空機事故で死亡
後藤敦さん(左後ろ)の職場を訪れた妻の真澄さん(右後ろ)、長男の俊輔君(右前)、長女の真優ちゃん。後方は「若鮎」=08年11月、岐阜県各務原市の県防災航空センター 北アルプスで起きた岐阜県防災ヘリコプターの墜落事故から、11日で1カ月。殉職した県防災航空隊員のうち最年少だった後藤敦さん(当時34)=同県笠松町=の長男俊輔君(8)は今月、少年野球チームのキャプテンに選ばれた。父と約束した毎晩の練習も欠かさない。消防時代の後輩は、先輩が残した言葉を今も強くかみしめる。 笠松町民グラウンドで9月23日、地元の少年野球チーム「松枝野球」の紅白戦があった。マウンドには「初登板」となる小学3年の俊輔君。4年生チームを相手に先発し5イニングで約50球を投げた。観戦した母真澄さん(35)はこみ上げる涙で、息子の笑顔を見ていられなくなった。 初登板はもともと、墜落事故翌日の9月12日の予定だった。息子
中川氏は8月の衆院選で落選後、地元の北海道帯広市などで支持者へのあいさつ回りを積極的にこなす日々を続けていた。ショックを表に見せず、返り咲きへの意欲も十分だった。 選対本部長を務めた元ホクレン会長の矢野征男さんは落選の2日後、中川氏と会ったが、そのときの様子を、「憔悴(しょうすい)しきっているかと心配だったが、すがすがしい表情だった」と振り返る。中川氏は9月14日に自身のホームページを選挙後初めて更新。「自民党がしっかりしなければいけない。私は今後新たに決意を持って進んでいきます」などと書き込んでいた。 同月26日には都内で行われた環境フォーラムで講演。関係者によると、講演後の懇談会は終始笑顔で、「無職の中川です。選挙は負けると覚悟していた。4年間は無職なのでいろいろ勉強します。家計が苦しいから、何でもやるよ」とおどけてみせたという。 ただ死亡直前の数日間は体調がすぐれなかったようだ。2日
漫画家の臼井儀人さんと思われる遺体をぶら下げて移送するヘリコプター=20日、群馬・南牧村の「なんもくヘリポート」(撮影・山田俊介)(写真:産経新聞) 「無念としかいいようがない」−。 ■臼井さんの遺体が発見された荒船山の「艫岩」 登山中に行方不明となっていた人気漫画「クレヨンしんちゃん」の作者、臼井儀人(よしと)さん(51)=本名・臼井義人(よしひと)=の死亡が確認されたことを受け、版元の双葉社は21日、東京都新宿区の日本出版クラブ会館で会見し、臼井さんの突然の死に悔しさをにじませた。 冒頭、赤坂了生編集局長は「ご家族とともに臼井先生の無事を切に祈っておりましたが、このような結果になってしまい、無念としかいいようがない。大きなショックを受けております」とコメントした。 続いて、鈴木明夫編集局次長が「ファンの方々には大変なご心配をおかけいたしました。お気遣いやご声援のお声を双葉社を通
群馬・長野県境にある荒船山(標高約1423メートル)で19日に発見された男性の遺体は、人気漫画「クレヨンしんちゃん」の作者・臼井儀人(うすい・よしと〈本名・義人〉)さん(51)=埼玉県春日部市=とわかった。遺体は20日午後、群馬県警がヘリで収容し、下仁田署が体の特徴などによって確認した。 同署によると、遺体は、群馬県下仁田町南野牧の荒船山にある台地状の巨岩「艫岩(ともいわ)」の頂上から約100メートル下の北側岩場で発見された。遺体は損傷がひどく、県警は臼井さんが登山中に過って滑落したとみている。 臼井さんは今月11日、「荒船山に登山に行く」と家族に伝え、自宅を出た。同日夕に帰宅予定だったが戻らないため家族が捜索願を出していた。
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