Alphabet CEO Sundar Pichai speaks at the company’s annual developer conference I/O.(写真:ロイター/アフロ) 米グーグルが本格導入したAI検索機能が、米国のニュースサイトを揺るがしている。 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じたところによると、ユーザーが検索ページ内で直接回答を得られるようになった結果、ニュースサイトへのアクセス(トラフィック)が激減。 長年、検索流入を事業の柱としてきた報道各社は、「ポスト検索時代」を見据えた事業モデルの転換を迫られている。 検索経由のサイト訪問半減、収益機会を喪失ことの発端は、グーグルが検索結果の最上部にAIによる要約文を表示する「AIオーバービュー(AIによる概要)」や、チャット形式で質問に答える「AIモード」を導入したことだ。これにより、ユーザーは青い
