イメージデータベース 44 宇宙線で火山を透視 あるいはガンマ線で原子炉内部を透視 2008/11/14 作成 宇宙線利用映像化 東大地震研究所の田中宏幸特任助教授は薩摩硫黄島を透過するミュー粒子線を2008年8月一ヶ月観測してデジタル記録を蓄積、これを使って透視図作成に成 功した。ミューオトモグラフィーという。 ミューオトモグラフィーの原理は2の面に多数設置したシンチレーターそれぞれを通過したミュー粒子線の位置と強度を記録 し、対象物、第1シンチメーター、第2シンチメーター、映像面を貫通するミュー粒子線のみをコンピュータでえらび、その強度を映像面上にプロットすれば2 次元透過像 が得られるというもの。前提はミュー粒子線は天空のあらゆるところから均一に降り注ぐということ。 青色のところはマグマが溶けて対流している部分。その上の黄色の部分は直径100mの火道。 田中宏幸特任助教授は浅間山の3