こんばんは。 前の方のご回答に重なる部分がありますが、要点を説明しますね。 ステンレス鋼(不銹鋼)は、あくまで「鋼(スチール)」の一種なんです。 「鋼」と言うものは、炭素含有量が0.02%から2.14%までの炭素Cと鉄Feの合金を指します。 それを踏まえて、テンレス鋼とは「鋼」に対して、クロムCrを概ね12%以上(現行は約10%以上)を添加し、耐食性を良好にした鋼なんです。 尚、ステンレス鋼は「鋼」の割合よりも、「添加成分の割合の総和」が多くなると言う物はありません。 クロムCrは酸化性の酸(硝酸)に侵されにくく為る性質を鋼に対し与えます(不動態性)。しかしながら非酸化性の酸(塩酸や硫酸)に対し 不銹(錆びにくい)性に劣り実用範囲が狭くなるので、ニッケルNiを添加して、ステンレス鋼となし多様なステンレス鋼群の基盤としたわけです。 (現在は、技術革新によりニッケルNiは厳密には必須要素ではあ