1巻のおばちゃんなんかは完全に間違えていたが裁判はセラピーではありません。 最後にもにょもにょするくらいなら引っ越し代+精神科代金くらい吹っ掛けておけばよいのにと切実に思いました。 まず、 法闘争とはセラピーではありません。法闘争とは喧嘩ではありません。法闘争は未然に何かを防ぐことではありません。法闘争でスッキリできる事はありません。 何故ならば法闘争とは前例主義と形式主義の塊だからです。 2巻が特に顕著ですが、例えば訴訟に威嚇効果があるとしても、法闘争自体は「発生してしまった損益について理性的解決」を図るための手段です。リオ君は訴訟による威嚇効果を見込んで提訴しまくったようですが、法闘争の趣旨はそこではありません。 もちろん親身になって助けることは悪い事ではありませんが、他人事、つまり客観的に評価が出来ない事はそれすなわち「第三者の権利保護のための形式にのっとった非暴力的解決」を遂行でき