東京・歌舞伎町の大久保公園(新宿区)周辺で買春客を探す女性に対し、警視庁は取り締まりを強化している。9月だけで35人を売春防止法違反(客待ち)容疑で逮捕し、10月にこれまでの取り締まり状況も含めて明らかにした。「立ちんぼ」などと呼ばれるこうした女性が立つ大久保公園周辺の様子がSNS(ネット交流サービス)上で拡散され、女性目当てに来る男性が増加。そのため客待ちの女性も増える「悪循環」の傾向も見られるという。 【「誰かに愛されてみたい」体を売ってきた19歳の日記】 警視庁保安課によると、9月に逮捕された35人の年齢は21~46歳で、うち7割が20代だった。また、9割は初めて検挙された女性だったとみられる。 このうち、9月下旬に逮捕された20代の女性は3、4年前から路上に立っていた。直近では毎月70万~90万円を稼ぎ、大半をホストクラブでの遊興費に充てていた。 夏には「私服(捜査員)とかすぐ分か