C++標準ライブラリ<random>で提供される分布生成器(distribution)は、具体的なアルゴリズムまで規定しないため処理系毎に異なる乱数列が得られる。乱数生成エンジン(engine)のアルゴリズム/パラメータが言語仕様で定義されるのとは対照的(→id:yohhoy:20130719)。 #include <random> std::mt19937 rng; // engine std::normal_distribution<> dist; // distribution // rng()で生成される値は全処理系で同一 // dist(rng)で生成される値は処理系依存 複数の処理系間で同一乱数列を得る必要があるときは、Boost.Randomライブラリなどを利用すること。正直、C++標準でポータブルな分布生成器まで提供した方が良かったのでは… 2016-02-25追記:Boo