積極的に使っている人がまだ少ないと思われる RenderScript (以下、RS) について、数回に分けて説明していきます。 最終的には、以下のイメージに示すアプリが完成します。 このアプリは、横にスワイプすると、メリーゴーランドのように、同一円周上に配置されたモデルが円に沿って回転します。 カルーセルの基本形とも言えるので、これを改造すれば魅力的なUIを作ることも可能です。 まず、このエントリーでは、メリットとデメリットについて説明します。 メリット 描画処理が早い Java側でCanvasを使った描画をするより早いです。 パフォーマンスについては、 Developers Blogの下の方に書いてあります。 それによると、DalvikよりもRSの方が3倍以上早いという結果が出たようです。 Javaとの連携がしやすい (個人的な見解) なぜかというと、RSで定義した変数やメソッド