ファストフード、宅配強化で「団塊」狙う モスは倍増、マックも本格参戦へ フジサンケイ ビジネスアイ 5月21日(月)8時15分配信 ファストフード各社がシニア層などに向け、商品の宅配サービスを強化している。モスフードサービスは3年後に、実施店舗を約500店まで倍増させる方針で、日本マクドナルドは都内の一部店舗で導入、本格展開に向けた準備を進めている。60代前後の「団塊の世代」は若い頃からハンバーガー文化に親しんだ世代。本格的なリタイアを控え、利用が増えると見込んでのサービスだ。 モスフードサービスは、全国のモスバーガー約260店舗で宅配サービスを実施しており、3年後をめどに500店まで増やす。桜田厚社長は「高齢化の進行で宅配サービスの需要が高まる」とみて拡大を決めた。 今年は第1次ベビーブームに当たる1947年生まれの「団塊の世代」が、満65歳の完全リタイアを迎える最初の年で、潜在的な