クリエイターの創作活動を支えるファンコミュニティ「pixivFANBOX」
イラスト評論「ネット絵学」プロジェクトを推進してきたイラストレーター・虎硬がおくる連載「令和のネット絵学」。 第4章では創作物の持つ、思想やその変遷を追いかけていこう。 社会の中でイラストを受容するためにはルールが必要で、創造者に敬意を払われる必要がある。一方でクリエイティブが批判の対象になることもあり、その見方も時代によって大きく異なる。 目次思想とミーム──私たちは自分と同じ考えを持つ人間を増やしたいキリ番に相互リンク、掲示板での挨拶……個人サイトでの古のルール整備毒吐きネットマナーの登場──荒らしへの対処法、皮肉な結末「絵を数字化」することの功罪イラストと嫌儲思想 2ch発の、インターネットの空気感収益化の安全性──つい10年前まで、投げ銭も嫌われていた止むことがないトレパク騒動 冤罪を助長する被害者感情10年前では考えられなかった、中国、韓国クリエイティブへの評価ミームを遡って、歴
「この絵、生成AI使ってますよね?」──“生成AIキャンセルカルチャー”は現代の魔女狩りなのか 企業が採るべき対策を考える(1/4 ページ) 3月、人気アニメシリーズ「プリキュア」を巡り、ネット上で騒動が起きた。プリキュア公式のXアカウントが、シリーズ第2作「ふたりはプリキュア Max Heart」関連の新商品に関する告知を行ったところ、その商品に使われたイラストを見た一部のXユーザーから「生成AIを使って作成したのではないか」との声が上がったのだ。 この「非難」の声は次第に大きくなったが、実はAIが生成したというのは全くの誤解。新商品発表から8日後、プリキュア公式Xアカウントが改めて「(問題を指摘された画像は)描き起こしたものであり、画像生成AIを使用したイラストではございません」と発表した。この発表に対して「公式にわざわざこの声明出させる時点で、臆測でのAI生成扱いは迷惑行為だと気付こ
ネットとイラスト、ふたつの潮流はこの10年で大きく変わった。 ソーシャルゲームバブルの崩壊や市場規模の縮小など、イラスト業界に陰りが見える中でも、SNS時代との相性の良さもあって、文化としてのアイデンティティはより強固になっている。 イラストバブルが勃興した10年と、陰りを呼ぶ7つの理由 こんにちは。虎硬(とらこ)と申します。KAI-YOUから打診を受けて「令和のネット絵学」というテーマで記事を書かせていただきます。 本企画はイラストとインターネットに焦点をあてたもので、私なりの目線で現状の整理を進めていき、界隈に興味がある方がこれからのイラストレーションについて考える一助になればと思っ… そんな中、ネット発のイラストレーターとして第一線を走り続けているredjuiceさんが新会社レッドボックスを設立。その記念的な個展「REDBOX」が2024年3月22日から31日にかけて開催される。 今
イラストレーター・redjuiceさんが会社を設立した。その名も「REDBOX」。同時に、同名の個展も開催することとなった。 supercellの一員としても知られ、楽曲『ワールドイズマイン』の初音ミクイラストで広く知られるように。テレビアニメ『ギルティクラウン』や劇場版アニメ『ハーモニー<harmony/>』はじめ、ゲーム『Fate/Grand Order』や『アークナイツ』、さらには「HololiveEN」のIRyS(アイリス)といったVTuberのキャラクターデザインも手がけている。 先端テクノロジーを取り入れる作風に加えてSF好きなredjuiceさん。redjuiceさんが立ち上げた新会社「REDBOX」は、SF小説家・長谷敏司さんの『BEATLESS』という小説に登場する言葉が由来である。 redjuiceは『BEATLESS』ではイラストやキャラクターデザインをつとめ、長谷敏
VTuberやソーシャルゲーム、MVなどでも活用され、いまや見ない日はないと言っても過言ではないほど広まった表現技術・Live2D。 2Dのイラストをシームレスに動かし、魅力的なアニメーションを生み出す技術を活かし、オリジナル作品のクオリティを競う「Live2D Creative Awards 2023」が開催された。 個性豊かな作品が揃う中でグランプリを受賞したのは、まほうしょうじょ*★(以下、まほうしょうじょ)さんとsokat(ソカ)さんによる映像作品『海と休日』。 グランプリ受賞作品『海と休日』 実写映像とLive2Dアニメーションを融合し、独特の雰囲気と実在感を両立。審査員からも「Live2Dの境界を越え、限界を超える作品」との大絶賛を受けた。 そんなLive2Dの歴史を更新するような作品を生み出した2人は、本職はエンジニアとモーションデザイナーのコンビ。学生時代からゲーム仲間とし
プロフィールに「AI+加筆」という趣旨の英語または繁体字があり、日本語の日常ツイートはほとんどせず、淡々とAIポン出しでは出来ない高クオリティにまとめられたイラストを出す。自分のTLだとブルアカがよく流れてくる。 確証は無いが、あれらは中国のゲーム会社出身のイラストレーターじゃないかと思っている。 2023年のはじめ、既に中国では、生成AIで出力したものを整える社内イラストレーターという構図ができた上で、その人員カットが問題になっていたぐらいだし、その業務の中で優れた作画技能を持ちつつ生成AIを扱うことにも長けた絵描きが沢山生まれたことは想像に難くない。 しかし、中国のイラストコミュニティにもAI利用そのものに批判的な人間は多いので、twitterに逃げて来たのではないだろうか。 そうでもなければあの、「絵描きの目で監修されている」雰囲気は出せない。本邦のワナビに毛が生えたAI絵師とは明ら
灸まん美術館(株式会社こんぴら堂)は、和田邦坊の制作物に関するすべての著作権を管理しています。また所蔵品(古地図を含む歴史資料)の画像利用についても申請手続きをしたうえで許可を受けるが必要があります。 申請方法 当館が収蔵あるいは著作権を管理する資料画像等の利用にあたっては、本規約内容に同意した上で①画像利用申請書②企画書(任意のフォーマットで可)をメールもしくは郵送で提出してください。利用の詳細内容を確認させていただくので時間に余裕を持って申請してください。 利用許可の範囲 公序良俗に反する用途、当館や原資料及び資料画像等の品位を傷つけ、イメージを損なうおそれがある用途、当館の事業運営に支障を生ずると思われる場合、利用許可をお断りします。画像の利用許可は、申請書に記載された事項に限定します。 画像の部分利用およびトリミング 資料のイメージを損なう利用はできません。また、画像を加工する等の
なによりこの10年は、イラストレーターの社会的な地位が大きく向上しています。 例えば2010年であればSNSのフォロワーが5,000人いればかなり人気のクリエイターと言えました。しかし今では、10万人以上のフォロワーがいるイラストレーターも珍しくありません。トップクリエイターであれば50万人、100万人といます。テレビに出てくるようなタレントよりもフォロワーが多い作家も沢山存在しているのです。 ”Reincaranimation” pic.twitter.com/mXOtNSuo1j — 米山 舞 Yoneyama Mai (@yoneyamai) December 29, 2023 なぜ彼らがここまでの人気を獲得できたかと言えば、先般の通り、市場におけるイラストのニーズが激増したことが要因です。 イラストの「惹き」の強さを社会が認知し、これまで人間のタレントを使う様な広告でもイラストに置
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結賀さとる氏から私がトレースをしているとの指摘を受けた件について、今まで事情をお伝え出来ず、ご心配をお掛けしました。 先日東京地裁で判決があり、控訴無しで勝訴が確定致しました。 無事に司法で事実無根と精神的苦痛が認められたことに安堵しています。 まず今回の経緯につきまして、 ご説明いたします。 事の発端は、2015年頃のことになります。 私がその頃取り組んでいたのは、オトメイト ブランドの女性向け恋愛ゲーム『Collar×Malice』 (2016年8月18日発売、販売:アイディアファクトリー株式会社様 …以下「IF」/開発:デザインファクトリー株式会社様 …以下「DF」)の原画のお仕事でした。 私はもともとDFに所属しており、2013年9月に退社、独立後は2016年9月まで同社専属の契約イラストレーターとして携わっていました。 2015年末頃に同ゲームの公式サイトで公表された複数のキャラ
最高裁判所HP 知的財産裁判例集より イラストトレース疑惑ツイート名誉毀損事件 東京地裁令和5.10.13令和2(ワ)25439損害賠償等請求事件等PDF 東京地方裁判所民事第29部 裁判長裁判官 國分隆文 裁判官 間明宏充 裁判官 バヒスバラン薫 *裁判所サイト公表 2023.11.02 *キーワード:イラスト、トレース、トレパク、ツイート、名誉毀損 -------------------- ■事案 トレース疑惑をブログなどで公表したことが名誉棄損にあたると判断された事案 原告:イラストレーター 被告:漫画家兼イラストレーター -------------------- ■結論 本訴:請求一部認容 反訴:却下、棄却 -------------------- ■争点 条文 民法709条、不正競争防止法2条1項21号 1 名誉毀損の成否 2 違法性阻却事由又は責任阻却事由の有無及び
10月1日頃、OpenAIの新しい画像生成AI「DALL·E 3(ダリ3)」が徐々に使えるようになり、その性能の高さから話題になっています。まずサプライズで使えるようになったのがマイクロソフトのBingチャット。日本語で「猫の画像を作ってください」などと入れるだけでかわいい猫の画像が出てくると。これが無料で使えるのは衝撃的です。マイクロソフトが巨大資本で他の会社をつぶしに来たなという感じですね。どう考えても、今のところはサーバーコストが果てしなくかかる赤字サービスなのは間違いないので……。 「ラーメンを食べる女の子」が描ける! なにより衝撃的だったのは、「アニメ風の少女と猫が遊んでいる姿を作ってください」というリクエストに対し、一発で完璧な正解を出してきたことです。Stable Diffusionだと苦手とされていた指も適切に描写されています。もうひとつの着目点はオブジェクト間の関係性です
終わりの始まり AIでスレイヤーズのキャラを出力してしまう リプライや引用では疑心暗鬼になるもの、信じたくないもの 何も見ないふりをして「かわいい」というもの 絶望するものであふれた
SNSを中心に、AI技術と創作の交点に発生する技術的な課題、倫理的あるいは法的な問題など、多角的な観点からクリエイター達の意見がぶつかり合っており、まさに混沌とした状況が広がっている。 そのような状況下で、常に最新技術を自身の創作活動に取り入れ、独自のアートを追求し続けているイラストレーター・redjuiceさんにインタビューを行った。 AI(Midjourney)と仲良くする事例な pic.twitter.com/2rvVsgBOcK — redjuice (@shiru) October 11, 2022 同氏は早くからAIソフトを使用してイラストを制作していた一方で、そこには技術的可能性と同時に、受け入れがたい違和感も混ざり合っていたと言う。 本インタビューを通じて、AIとアートがどのように共存可能なのか、そしてその先に広がる未来は何なのか──その手がかりを探る。 目次いち早く生成系
イラストレーターのMika Pikazoさんが、アニメ・漫画やソフトウェアの海賊版を不正利用したという過去のツイートが物議を醸している件について、7月13日にTwitterで釈明した。 Mika Pikazoさんは、過去の海賊版利用を事実と認め、「他の著作者の権利を侵害してしまう、決してやってはならない行為だという事に、当時の自分は思い至ることができていませんでした」「この度は、本当に申し訳ございませんでした」と謝罪している。 Mika Pikazo、海賊版を不正利用した過去ツイートが物議に ブラジル帰りの鬼才「Mika Pikazo」インタビュー 極彩色に血を通わす極意 人気バーチャルYouTuber・輝夜月さんやピンキーポップヘップバーンさんのキャラクターデザインや、『Fate/Grand Order』清少納言サーヴァントデザイン、「マジカルミライ2018」のメインビジュアルをてがける
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