ロマネスコのフラクタルは偽の開花の「記憶」と成長速度が原因だった遺伝子操作されたのはシロイヌナズナという白い花びらをもつ植物です。 外見はロマネスコと全く似ていませんが、遺伝子を改変することでロマネスコに似た形状になります。 具体的にはAP1/CALという遺伝子を変異させることで、シロイヌナズナをフラクタル化させることに成功しました。 シロイヌナズナを遺伝子操作し、ロマネスコのようなフラクタルを生み出すことに成功 / Credit:Francois Parcy(CNRS)_Cauliflower fractal forms arise from perturbations of floral gene networks(2021) 研究よると、通常の植物はつぼみが開花したときに開花した「記憶」のような情報をもちます。 ところがロマネスコにある特殊な遺伝子は、つぼみの段階で偽の「開花状態の記
![ロマネスコの不思議な形状を作る成長のナゾが明らかに (2/2) - ナゾロジー](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c3c4bab85f720aa2aae772238b0a57329828e2f5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnazology.net%2Fwp-content%2Fuploads%2F2021%2F07%2FDepositphotos_90780628_s-2019.jpg)