ケンカして出ていった妻を止めようと、うその通報で警察に緊急配備させた男が19日、神奈川県警に軽犯罪法違反容疑で書類送検された。 県警によると先月末、厚木市の無職の男(43)が妻(36)と口論。妻は長男(8)と車で実家へ向かった。それを止めようと男は「子どもが乗った車を盗まれた」と110番した。 パトカー197台と警官約900人が捜索し車を発見。妻に話を聴いてうそと分かった。男は「警察の手で妻を止めてほしかった」。妻は「あきれて何も言えない」と話しているという。
新潟県は19日、鍵の付いた他人の車を勝手に運転し、窃盗容疑で書類送検されたなどとして、県新発田地域振興局副参事の男性(40代)を地方公務員法(信用失墜行為の禁止)違反で停職1カ月の懲戒処分とした。 県人事課によると、副参事は3月19日、新発田市内の居酒屋で自身の送別会に参加し、タクシーで胎内市内の上司(課長)宅へ行き、そこで就寝した。だが20日未明になって一人で上司宅を出て、近くの商店駐車場で、鍵をつけたまま止めてあった軽トラックに乗り込み、そのまま運転して新潟市東区の自宅に帰ったという。 翌朝、商店から通報を受けた新発田署が車を戻しに来た副参事から事情聴取。窃盗容疑で書類送検したが、車を盗む意思がなかったことなどから先月末に不起訴処分となった。 副参事は居酒屋でビールを中ジョッキで3杯、焼酎をジョッキで3杯飲み、途中から上司宅へ行くまでの記憶が無いという。下半身を露出したまま上司宅
民主党・小沢前代表の秘書に対する捜査で批判を浴びた検察。西松建設前社長・国沢幹雄被告(70)らの19日の初公判は、批判への「反論」の場となった。東北地方の公共工事で小沢事務所が「天の声」を出して談合を仕切り、西松建設側は違法献金の見返りとして工事を受注する――。検察側は冒頭陳述で、事件の構図をこう説明した。 検察側が強調したのは、西松建設が小沢前代表側への偽装献金に連動して次々と公共工事を受注していった実態だった。さらに小沢事務所が献金の分散も指示したとしつつ、その理由を「便宜供与を、より確実に隠蔽(いんぺい)するためだ」とした。 「小沢事務所との関係が良好でなく、特に岩手県での公共工事が取れない」 献金のきっかけは、95年に国沢前社長が当時の東北支店長からこんな説明を受けたことだった。この年に約1300万円を寄付すると、翌96年には岩手県発注のトンネル工事(約25億円)の受注に成功
少子化対策は「婚活(結婚活動)」から――。山形県は近く、結婚を希望する男女の橋渡し役となる「婚活コーディネーター」を募集する。 これまで地域や職場単位でお見合いパーティーなど結婚支援に取り組んできた県内の商工会・農協の青年部、市町村などが互いに連携する「やまがた婚活応援団+(プラス)」(仮称)を、県が新たに組織。そこで婚活コーディネーターが情報を集約し、ふさわしい2人の「出会いの場」づくりをするという構想だ。 コーディネーターはNPO法人に雇用してもらう。「フットワークが軽く、誠実な人になってもらいたい。年齢や性別、既婚未婚は問わない」と県の担当者。 県によると、県内の30〜34歳の未婚率(05年)は男性42.1%、女性25.6%。いずれも全国平均を下回ってはいるが、20年前と比べると男性は16.1ポイント、女性は18.7ポイント増えている。また合計特殊出生率は1.44(08年)で、
西松建設から民主党の小沢一郎前代表側への違法献金事件で、政治資金規正法違反などの罪に問われた同社前社長の国沢幹雄被告(70)らの初公判が19日午前、東京地裁(山口雅高裁判長)で始まった。国沢前社長と、元副社長の藤巻恵次被告(68)=外国為替及び外国貿易法違反の罪で起訴=は罪状認否で、起訴内容を全面的に認めた。 起訴状などによると、国沢前社長は06年10月ごろ、西松建設OBが代表をしていた二つの政治団体経由で、小沢前代表の資金管理団体「陸山会」などに計500万円を違法に献金したとされる。また、藤巻元副社長らと共謀し、06〜07年に海外で作った裏金7千万円を無許可で日本に持ち込んだとされる。 この日の初公判では、検察側の冒頭陳述、関係者の供述調書などの証拠調べが行われた後、論告求刑や弁護側の最終弁論を経て即日結審する見通しだ。 一方、西松建設の献金を政治資金収支報告書に虚偽記載したとして
逮捕された部員も生活していた大学そばの近大ボクシング部の寮=大阪府東大阪市 大阪府東大阪市で通行人に暴行し金を奪ったとして、近畿大学ボクシング部に所属するいずれも19歳の男子学生2人が逮捕された事件で、学生のうち1人が「弱そうなやつばかりを狙った」と供述していることが府警への取材でわかった。府警は2人が5月初めから、同市や大阪市生野、東成、中央の各区で十数件の強盗や恐喝を繰り返していたとみており、裏付けを進めている。また、近畿大は今回の事件を受けて18日、ボクシング部を廃部とすることを決めた。 府警によると、学生の1人はこれまでの調べに「生活費が欲しかった。2人で他に十数件やった」と供述。被害者に狙いをつける際には「弱そうなやつを狙った」などと説明したという。 逮捕された2人は、逮捕容疑となった6日の東大阪の路上強盗事件の翌7日に近畿学生ボクシングリーグの公式試合に出場していた。うち
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