国土交通省四国地方整備局(高松市)は21日、副所長級を含む職員5人が00~10年、発注を請け負ったコンサルタント会社と建設会社3社から、飲食接待など約45万円の便宜供与を受けていたとして、国家公務員法に基づき同日までに停職6カ月などの懲戒処分にしたと発表した。全員が入札業務担当だったが、同整備局は「(職員側からの)便宜供与はなかった」としている。 処分されたのは、香川県内事務所の男性副所長級職員(58)=停職6カ月▽本局(高松市)の男性課長級職員(55)=10分の1減給3カ月▽本局の男性課長補佐級職員(50)=戒告▽高知県内事務所の男性課長級職員(50)=同▽愛媛県内事務所の男性課長級職員(48)=同。 整備局によると、居酒屋やスナックで飲食の接待を受けたり、支払いをつけ回した。また、ビール券や中元・歳暮を受け取ったり、提供されたタクシー券を使うなどしていた。 昨年11月に副所長級職員が上