Cathrin Schaer (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子 2020-06-24 06:30 ドイツの行政機関の間では、オープンソースソフトウェアに向かうトレンドが加速している。 その最新の動きが、ハンブルク市議会の連立協議のなかで議員らによってなされた、行政関係のソフトウェアをMicrosoft製品からオープンソース製品に移行する準備ができたという宣言だ。 この宣言は、ハンブルク市の向こう5年間の運営方針を規定する、ドイツ社会民主党(SPD)と緑の党の間で交わされた200ページに及ぶ連立合意書のなかに記されている。 この合意書は現地時間6月2日に発表されたものの、本稿執筆時点でまだ調印はされていない。ハンブルク市議会の過半数を占めているこれら両党は、ミュンヘン市でも連立政権として過半数を占めており、ハンブルク市に先んじて5月、市独自のオープ