あらすじ 昔、琵琶湖のほとりの堅田(かたた)に源五郎という名の男がいた。 ある日、源五郎が湖のほとりを歩いていると、岸辺にひどい怪我をしたフナを見つけた。源五郎は漁師だったが、このフナを取らず傷口に油薬を塗って逃がしてやった。 さて、次の日も源五郎がブラブラしていると、昨日フナを助けた辺りに見慣れない若い女が背中から血を流して倒れていた。源五郎は慌ててこの娘を家に背負って帰り、介抱してあげた。 やがて娘の傷も癒え元気を取り戻すと、娘は自分を嫁にしてほしいと源五郎に言った。独り者の源五郎、きれいな嫁さんがもらえて嫌と言うはずがない。ただ、娘は自分が湯浴みをしているところを決して見ないよう源五郎に約束させた。 それからの源五郎は、見違えるようによく働くようになり、また二人は傍目もうらやむほど仲良く暮らした。こうして瞬く間に数年の歳月が過ぎていった。 そんなある日、今日は珍しく朝から大漁で、源五
あらすじ 三重の尾鷲(おわせ)には国市(くにいち)の浜という浜辺があり、ここは青い松並木に白い砂浜が広がる風光明媚な場所だった。そのため、この浜には海の神様や山の神様が時々散歩に訪れていた。 そんなある日、山の神様が浜を散歩していると、これまた浜を散歩していた海の神様とばったり鉢合わせになった。二人の神様は挨拶を交わし、お互いの家来を紹介し合う。海の神様は鯛とヒラメをお供に連れており、2匹とも鱗がキラキラ光り立派に見えた。山の神様は、自分の姿がこれ以上なく不細工だと思っていたので、これを見てがっくり肩を落として、お供の狐と山に帰っていった。 見た目ではかなわないと思った山の神様、せめて家来をたくさん連れていれば見栄えもするだろうと、今度は狐、タヌキ、猪、熊を連れて浜辺に散歩をしにきた。ところが、これに対し海の神様は、鯛とヒラメに加え、アジ、サバ、太刀魚の総勢5匹も家来を連れているではないか
メキシコから太平洋を1年以上漂流した末にマーシャル諸島に漂着し、首都マジュロ(Majuro)に移送された男性(2014年2月3日撮影)。(c)AFP/Hilary Hosia 【2月3日 AFP】(一部更新)太平洋の島しょ国マーシャル諸島の環礁に漂着したところを先週発見され、太平洋を1年余り漂流していたと語っている男性が3日、マーシャル諸島の首都マジュロ(Majuro)に到着した。伸び放題のひげの男性はコーラを片手に、看護師の手を借りて警察の巡回船から降り立つと、港に詰め掛けた約1000人の見物人に笑顔で手を振ってみせた。 この男性は、マジュロから船で22時間離れた同国最南のエボン環礁(Ebon Atoll)に先週1月30日、全長7.3メートルのファイバー製ボートで漂着した。救助した人々は当初、男性が16か月にわたり漂流したと考えていたが、男性はその後、2012年12月に中米メキシコを出港
野生生物のドキュメント映画監督John Downerによる撮影チームは、特殊なスパイ撮影を行い世界ではじめてこの行動をカメラに収めることに成功した。映像はBBCのイルカドキュメンタリーの一部だ。 非常に知的で優しい海洋を泳ぐ哺乳類として知られている“イルカ”。そのイルカが有毒のフグに噛みつき、その毒によって麻薬のような効果を得ている光景が特殊なカメラによって撮影された。 「イルカたちは非常に優しくかつ繊細にフグに噛みつき、その毒による効果を得ていた。」 動物学者でありこのドキュメンタリー番組のプロデューサーであるRob Pilleyは、その撮影された映像について語る。 「彼らは一匹のフグを殺さないよう慎重にかつ意図的に噛みつき、それを20〜30分の間数匹のイルカで交互に渡しながら遊んでいるようにみえた。」 勿論、イルカであってもフグの毒を過剰に摂取してしまえば死んでしまう。しかし、微量
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