若者殺しの時代 (講談社現代新書)作者: 堀井憲一郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/04/19メディア: 新書購入: 12人 クリック: 242回この商品を含むブログ (171件) を見るちきりんさんの記事結婚と恋愛のレート - Chikirinの日記を読んで、探して買ってきた。いつから、「クリスマスは恋人と一緒にディナーを食べて二人で過ごす」ことになったのか。女性誌、男性誌、それぞれの特集を1年ごとに追って、その「変化点」を見出していく過程が面白い。クリスマスが恋人たちのものになったのは、1983年からだ。そしてそれは同時に、若者から金をまきあげようと、日本の社会が動きだす時期でもある。「若者」というカテゴリーを社会が認め、そこに資本を投じ、その資本を回収するために「若者はこうすべきだ」という情報を流し、若い人の行動を誘導し始める時期なのである。若い人たちにとって、大きな曲