光ファイバー通信の性能を左右する光伝送システムも年々、目覚ましい進化を遂げている。2024年は1波長の伝送容量がついに1テラを突破。“プラガブル”が本格的に台頭し、市場が大きく揺れ動きそうだ。 光伝送システム市場は今、節目を迎えようとしている。1波長当たりの伝送容量がついに1テラを突破。市場には「1波1.2Tbps」の伝送装置が登場しており、2025年には「1波1.6Tbps」の投入も計画されている。 この大容量化を生み出した光伝送技術の進化は、一方で、これまで市場の主役であったシャーシ型/ボックス型の“伝送装置離れ”も引き起こしている。データセンター間接続(DCI)やメトロネットワークといった短・中距離伝送で、いわゆる“プラガブル”の普及が本格化しそうだ。 プラガブル流行で市場に変化 光伝送装置の一部である光電変換/送信機能(トランスポンダー部)を光トランシーバーに集約した「プラガブルモ
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