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ブックマーク / www.niid.go.jp (2)

  • アニサキスアレルギーによる蕁麻疹・アナフィラキシー

    (IASR Vol. 38 p.72-74: 2017年4月号) 1.アニサキスアレルギーによる蕁麻疹・アナフィラキシーとは? 魚類の摂取機会が多いわが国では, “青背の魚をべると蕁麻疹が出る” ことが遠い昔から半ば真実のように言われてきた。その原因として, 1)魚の蛋白自体に抗原性が存在する, 2)魚類に含まれるヒスチジンが微生物の作用によってヒスタミンに変化する, などの可能性が疑われていた。しかし, 粕谷らは, サバ摂取後に蕁麻疹を発症した患者と健常人各11人に対してサバおよびアニサキスの抽出液を用いたスクラッチテストを行い, 健常人群ではアニサキス抽出液に対する陽性は1例のみであったのに対して, 蕁麻疹患者群では全例でアニサキス陽性かつサバ陰性との結果を示した1)。この報告以降,魚類摂取後に生じる蕁麻疹の大部分は, アニサキスに対するアレルギーに起因するとの考え方が主流となった。

    at_yasu
    at_yasu 2018/05/10
    おー、鯖アレルギーとは別なのか。へー
  • トキソプラズマ症とは

    筑波大学大学院 松原立真氏提供。☆は新たな宿主に伝播可能な経路を示す。a)感染はネコ科動物から排出されたオーシストを経口摂取することで生じる。b)オーシストは体内に侵入し、タキゾイトとして活発に増殖する。c)免疫系の活性化に伴い、抵抗性のある組織シストを形成して内部でブラディゾイトに分化する。d)中間宿主を捕することで、組織シストがネコ科動物に取り込まれると腸管内で有性生殖が起きる。e)組織シストは中間宿主に摂取されると新たな宿主内で再びタキゾイトとなり増殖する。f)妊娠中に初感染すると、経胎盤感染により胎児に先天性トキソプラズマ症を引き起こす。g)伝播は終宿主であるネコ科動物同士でも可能である。青矢印は無性生殖、赤矢印は有性生殖を示す。 ヒトへの感染 トキソプラズマのヒトに対する感染は、加熱の不十分な肉に含まれる組織シスト、あるいはネコ糞便に含まれるオーシストの経口的な摂取により生じ

    at_yasu
    at_yasu 2018/03/30
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