パシフィコ横浜で9月2日~4日に開催された日本最大のゲーム開発者向けカンファレンス“CEDEC(Computer Entertainment Developers Conference) 2014”。 2日目のセッション“将棋の次は人狼か?”では、“将棋”に続く人工知能のグランドチャレンジとして、ゲームの『人狼』に注目。将棋ではニコニコ動画の電脳戦が話題だが、果たして人工知能に人狼をプレーさせるプロジェクトとはどのようなものなのか。研究者やゲームクリエイターが、人狼と人工知能の可能性について語ったセッションをレポートする。学生やゲーム業界関係者の注目もあり、会場には多くの受講者が詰めかけていた。 人狼の簡単な概要を説明すると、対話などのコミュニケーションを行なって戦う多人数参加型の推理ゲームといえる。互いに演じる役割がわからない状態で、参加者は村人と人狼に分かれる。「ある村に現われた人食い
![将棋の次は人狼? ヒトと区別のつかない機械はつくれるか:CEDEC 2014 - 週刊アスキー](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/27509ce9d8a344fcd44f1f9d1af14d6c73cb03af/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fweekly.ascii.jp%2Fassets%2Fimg%2Fnoimage.png)