唾液と口臭の関係を知っていますか? 唾液がたくさんあると口臭が抑えられるのです。 年をとると口臭が強まるといわれているのは、年齢とともに唾液の分泌量が減ることとも関係しています。 意識したことはないかもしれませんが唾液は、口の中の汚れを洗い流してくれますし、細菌の活動を抑えてくれるのです。 よくできていますね。 ところが、寝起きやおなかがすいたときなどには唾液の量が減り、口臭が強くなるのです。緊張して口の中が乾くと同様に唾液の量が減って、口臭が強くなる傾向にあります。 口呼吸、つまり口を開けたままの呼吸は、口の中を乾燥させてしまうので口臭が強くなりやすいです。そういう意味からも鼻呼吸が良いと言われています。食事をするときも同じです。口を閉じてよくかむよことで、唾液の分泌も増えます。 寝起きのときに口臭が強い理由は、寝ている間は唾液の量が減っているため、口の中を洗う効果がほとんどないからです