まもなく開発が完了する予定の「Windows Server 2008」の新機能で,クライアントのセキュリティ水準を精査し社内ネットワークへの接続を制御できる「NAP(ネットワーク・アクセス保護)」。2月1日まで開催している「ITpro EXPO」展示会場内の「Windows Server 2008パビリオン」では,複数のネットワーク機器ベンダーがNAP対応のLANスイッチによるデモンストレーションを実施している。 Windows Server 2008のNAPは,クライアント・パソコンやサーバーのセキュリティ状態をチェックし,一定の水準に達していないクライアントを社内ネットワークに参加させなくする機能である。たとえば,最新のセキュリティ修正プログラムが適用されているか,パーソナル・ファイアウオールが有効になっているか,ウイルス対策ソフトがインストールされているか,ウイルス定義ファイルが更新