ご連絡はm-tam(at)mbp.nifty.comへ。Gmailが捨ててしまわないように気をつけてどうぞ この本は、ここ数年のライトノベルの売れ筋について、それが「なぜ売れているのか」を「内容が優れているから」だと主張し、それらがどう優れているのか、ユーザーは何を求めていて、それにベストセラー・ライトノベルはどう応えているのかを分析した本です。 ライトノベルは大きな市場に成長したにも関わらず、このような分析はそれほど行われていません。特に、この本では他でほとんどされていない仕事(私が知らないだけかも?)である「涼宮ハルヒ以後」を中心として分析しているのが注目点です。 「涼宮ハルヒの憂鬱」が多くのメディアを巻き込んで大ヒットをし、ライトノベルの存在を広く世に知らしめたのは間違いありませんし、「涼宮ハルヒの驚愕」発売時の大騒ぎをみても、今も大きな力を持ったタイトルであることは間違いありません