筆者は1997年から「Linux」をメインのデスクトップOSとして使っており、考えられる限りのあらゆるLinuxを使用し、テストしてきている。その間には、「Linuxを知らないユーザーに最適」だとうたわれるLinuxディストリビューションも数多く試してきた。その主張は正しい場合もあったが、今ひとつな場合もあった。 それでも新規ユーザー向けの新しいディストリビューションがリリースされたと聞くたびに心が躍る。なぜならそれは、新しいユーザーが プロプライエタリなOSを使わずに済むようにするオープンソースOSが、1つ増えたことを意味するからだ。「Emmabuntus」の新バージョンがリリースされたと聞いた筆者は、当然ながらすぐに試してみたいと考えた。 Emmabuntusは、「Debian 11.6」をベースとした軽量なLinuxディストリビューションで、デスクトップ環境を「Xfce」と「LXQt
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