「となりのトトロ」、「もののけ姫」、「千と千尋の神隠し」などなど、世代を超えて愛され、海外でも人気の高い作品を生み出している、スタジオジブリ。 そのジブリと「行政」のコラボレーションによる新たな取り組み「ジブリパーク」が実現するという。その場所は愛知県。なぜ愛知?どうして愛知? “異色のコラボ”で実現した施設はどんなものか、そして誘致までの道のりを取材した。 (名古屋放送局記者 坂井一照) 4年後の2022年度、愛知にオープンする「ジブリパーク」。 場所は、長久手市にある「愛・地球博記念公園」だ。13年前、「自然の叡智」をテーマに開かれた万博の会場の跡地で、およそ200ヘクタールの敷地は、現在、公園として整備されている。 愛知県が発表した基本デザインによると、テーマごとに5つのエリアに分けて、まるでジブリの映画に入り込んだような体験ができる施設を誕生させるという。