スタジオジブリの宮崎さん、高畑さんと一緒に仕事をしている、 鈴木敏夫プロデューサーが書いた本です。 天才の二人とどうやって接して、どうやって仕事をしているのか、 いや、もっと言うと、どうやって丁丁発止でやりあっているのか、 その凄まじさが端々から伝わってきました。 高畑・宮崎の二人との出会いは強烈でした。 当然ながら、もっと付き合いたいと思う。 そのためには、なんとしても彼らと教養を共有したいと思ったのです。 教養を共有したいっていう考え、なんかいい。 なんでだろうなぁ。そこに甘っちょろいぬるい関係じゃない、 真剣な付き合いがあることに魅力を感じるのかな。 宮さんに「鈴木さん、これ読んだ?」と聞かれて、 「いや、それは読んでない」といったら、 いきなり「無知ですね」。 強烈。容赦なし。 そんなことをズバッと言ってくれるひとが、周りにいるか。 わかりもしないのに、わかっ