カナダのジャスティン・トルドー首相。首都オタワでの記者会見で(2021年6月25日撮影)。(c)Sean Kilpatrick / POOL / AFP 【7月3日 AFP】カナダのジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)首相は2日、教会や英女王の像に対する破壊行為が国内各地で相次いでいることを非難した。 こうした破壊行為は、先住民の子どもを収容していた寄宿学校の跡地から墓標のない墓が1000基以上発見されたことを受けたもの。この問題では、先住民コミュニティーなどからは怒りと悲しみの声が上がり、カナダの植民地時代の歴史が再認識されている。 トルドー氏は記者会見で、「カトリック教会に対するものを含め、国内各地で行われている破壊行為は容認できず、間違っている」とする一方、「連邦政府や、カトリック教会のような組織に対する怒りは理解している」とも述べた。 1日の建国記念日「カナダ・デ