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ブックマーク / blogs.itmedia.co.jp/natsume (3)

  • 日経は大衆文化系弱いね:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    http://www.nikkei.com/article/DGXNASGR0400S_U3A200C1000000/ アングレームBD祭で『ドラゴンボール』が特別賞、という記事なのだが、 〈日漫画などに影響を受けたフランス人が描くフランスの漫画は「バンド・デシネ」と呼ばれ、フランスの文化・芸術の一角を占めている。〉 とある。すごいね、どうも。 たしかに日マンガに影響を受けたBDもあるし、日やアジア、欧米各国のマンガの翻訳出版が、フランスのマンガ出版点数の半分を占めるといわれ、もっとも世界に開いた市場であることはたしかだが、アメリカン・コミックス、カートゥーン、日のマンガ含めても、それらに影響を与えてきたのは、歴史的にはむしろ欧州のBDだといわれている。コミック・ストリップへの流れが19世紀前半スイスのテプフェールから始まるという最近のマンガ史でいえば、この記事は逆のように読める。

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  • 島本和彦に『あしたのジョー』論を吹き込まれる:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    小学館のパーティは、立錐の余地もない混雑ぶりで、ようやく中野晴行氏に会い、それから回遊しようと会場の半分まできたら、中央前のテーブルから声がかかった。ベレー帽をかぶり手塚風になった島和彦さんだった。 僕が横に座ると、「さああ、行きましょうか!」と腕まくりをして、いきなり島節の『あしたのジョー』論が熱く始まった。面白かったし、その通りだと思うので感心して(たまに突っ込みつつ)聞いていたが、あの有名なラストシーンを読んだときの印象については、小学生だった島さんと、すでに20歳を過ぎていた僕では若干異なった。 そういうと、島さんは僕をまじまじと見ながら「ダメですかあ、説得されませんかあ」と残念そうにいうので、「いや、全然違和感ないよ、それは島さんの読み方として正しいんじゃない?」といったのだが、納得できないようだった。 「これを聞いたヒトはみんな、負けたあ~ってがっくりするんですよお」

    島本和彦に『あしたのジョー』論を吹き込まれる:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
    atoh
    atoh 2011/12/16
  • 備忘録2 江戸時代のコマ割表現:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    上図 平瀬輔世(ほせいorすけよ)『天狗通』(1779(安永8)年) 手のやり方を解説したこの図は、偶然上野演芸場に置いてあった手品(手)の伝授のコレクターによるパンフレットで見つけたもの。資料としては藤山新太郎『手のはなし 失われた日の奇術』(新潮選書 2209年 149~157p ※このには図版がない)。 下図 歌川貞房画 吉田屋文三郎『けんしなん』江戸後期 こちらは学生の持っていた古書パンフレットから。ジャンケン的遊びのハウツーみたい。 つまり、江戸期のHow Toには、こうしたコマ割り表現がけっこうあったようなのだ。上図『天狗通』を初めて見たときは当にびっくりした。 コマを大小に割り、アップを含む画像の切り取りを行い、非常に近い時間幅の時間分節に沿って効率的に構成されている。形式的には現在のマンガのコマ割りとかなり近い。下図『けんしなん』のほうもアップの分節になっ

    備忘録2 江戸時代のコマ割表現:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
    atoh
    atoh 2010/11/02
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