この夏、邦画界の4番バッターとしてキムタク「HERO」以上に期待を集めていた、三浦春馬主演の「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」が予想に反する苦戦を強いられている。 「8月1・2日の週末興行成績は5億9000万円で『HERO』を蹴落とし首位でした。一見、順調な首位奪取に見えますが、内容はまさに薄氷です。1日の土曜日は『映画の日』ということもあり、『進撃~』は盛り上がりました。そのまま土日で圧勝ムードかと誰もが思っていたのですが、なんと翌日の2日にはいきなり失速。公開前はライバル視されていなかった『ミニオンズ』に負けたんです。ですから6億300万円という初週の数字は、『HERO』(7億3000万円)、『バケモノの子』(6億7000万円)、『アベンジャーズ』(7億9000万円)などに及ばなかった。入場料の安い『映画の日』というハンデがあったとはいえ、観客動員数でもその3作品に5万~1