6月16日、朝日新聞デジタルが「6千人の個人情報、5人でパソコンに手入力…マイナカード混乱の現場」と題して報じた記事が反響を呼んでいる。 【画像】約80分待ちと表示されたマイナンバーカード交付申請サイト 《マイナカードを健康保険証として使う「マイナ保険証」に、別人の情報が誤登録されていたある現場では、約5900人分のデータを職員5人が手作業で入力していた。この例は「氷山の一角」の可能性がある》 として、5月19日、兵庫県職員とその家族に健康保険証を発行している「地方職員共済組合兵庫県支部」が、組合員の家族1人分の個人情報が漏洩していたと発表した記者会見について触れている。 マイナ保険証の誤登録については、厚労省が、2021年10月~2022年11月に7312件あったと発表。6月13日には加藤勝信厚労相が、2022年12月~2023年5月22日分について、新たに誤登録が60件見つかったと公表