愛知県警中署は25日、道路交通法違反(無免許運転)容疑で勾留中の男性(49)が留置場で倒れ、搬送先の病院で死亡したと発表した。 発表によると、同日午後0時45分頃、昼食を食べ終えた男性が巡回中の同署員に「もう無理、もう無理」と訴えた。息づかいが荒くなった後、意識を失っていびきをかき始めたため、病院に救急搬送されたが、約6時間後に死亡した。死因は脳幹部出血。男性は23日の逮捕時、持病があると申告していたという。
香川県立琴平高(琴平町)で17日、今年の全国高校総体で団体と個人を制したなぎなた部(女子)と、同総体に出場した剣道部(男子)による「第6回異種武道大会」が開かれた。 全校生徒や地元の児童、園児ら約700人が見守る中、剣道部が2年ぶり2回目の勝利を果たした。 武道が盛んな同高で約20年前まで毎年行われていた行事で、武道場改修を記念して2008年に復活。体力差を考慮し、なぎなたの「スネ」を採用する一方、剣道の「突き」は禁じ手とする特別ルールで5対5の団体戦を繰り広げた。 なぎなたの長さをいかし、面を狙うと見せてスネを攻めるなどした女子に対し、男子は二刀を構えたりジャンプしたりして対抗した。 剣道部が1勝4引き分けで勝利。前主将の3年、安西凌さん(18)は「現役最後の大会。5人で協力し、勝って終われて良かった」と話した。
運転手が操作しなくてもトラックを自動で運転する技術を日本自動車研究所(茨城県つくば市)などが開発し、25日に走行実験が報道陣に公開された。 大型トラックが縦一列になって、同市内のテストコース(1周約3・2キロ・メートル)を自動走行した。 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)によるプロジェクトで、大学と自動車メーカー、研究機関が参加。トラックはレーザー光を用いたセンサーとカメラで、車線や前方の車、障害物を捉えることなどが可能で、これらの情報を基にコンピューターがハンドル操作や加減速を行う。後続車は先頭車から、ブレーキをかけた情報などを受信することで衝突回避できる。 実験では、人間による操作では不可能な時速80キロ・メートル、車間距離4メートルを維持した状態でトラック4台を自動走行させた。監視役の人が乗ったが、操作はしなかった。この状態で走ると、前のトラックが風よけになって空気抵抗が
北九州市戸畑区の倉庫からロケットランチャーなど多数の武器が見つかった事件で、福岡県警は17日、ランチャーなどを隠し持っていたとして同市八幡西区瀬板1、建設業岸良(きしら)研吾被告(37)(詐欺罪で公判中)を爆発物取締罰則違反(所持)、銃刀法違反(加重所持)容疑で再逮捕した。 県警は、岸良被告は指定暴力団工藤会(本部・北九州市)の親交者とみて、暴力団の関与や所持していた目的を追及する。 発表によると、岸良被告は6月28日、同市戸畑区浅生3の木造2階建て倉庫内に装弾されたロケットランチャー1基や自動式拳銃4丁、回転式拳銃1丁、銃弾58発を所持していた疑い。「私は関係ありません」と容疑を否認しているという。 県警は別の詐欺容疑事件で同日、岸良被告を逮捕。関係先として倉庫を捜索した際、武器を発見した。倉庫は岸良被告が所有、管理していた。 ランチャーはロシア製の対戦車ロケット砲とみられる。県警は鑑定
【ロサンゼルス=西島太郎】米ニューメキシコ州で14日、高度約3万9000メートルの上空からスカイダイビングした男性が、落下中に音速突破を達成した。 AP通信などによると、この男性はオーストリア人の元兵士フェリックス・バウムガートナーさん(43)。落下中の最高速度は音速を上回る時速約1340キロ・メートルで、飛行機などに乗らずに人間が達成した速度としては最速という。また、飛び降りた時の高さは飛行機が通常巡航する高度の3倍以上で、こちらも記録を更新した。 バウムガートナーさんは、巨大な気球につり下げられたカプセルで上昇し、極寒にも耐えられる防護服姿でカプセルから飛び降りた。記録達成後はパラシュートを開き、落下開始から約10分で安全に着地した。
茨城県立水戸工業高校(水戸市元吉田町)の情報技術科3年小林正樹さん(17)が、パソコンの画面上で同校の図書室を歩いているかのように書架を閲覧できるソフトを開発した。 9月16日、滋賀県草津市で開かれた「第2回立命館・全国高校生ソフトウェア創作コンテスト」で最優秀賞を受賞し、審査委員からは「利用価値がある。商品化できるのではないか」と期待の声があがった。 ソフトは、地図上の指定した地点から、周囲の風景を眺めることができる、検索大手グーグルの地図情報サービス「ストリートビュー(SV)」を応用した。図書室内の55地点から、三脚を使って角度を変えて、24枚ずつ写真を撮影。写真は画像編集ソフトでつなぎ合わせて、360度ぐるりと見渡せるようにした。画像を引き伸ばしたり縮めたりして、ズレを最小限に抑える加工が難しかったという。 また、同校から図書室の蔵書約4万冊のデータベースを提供してもらい、書名
IMF・世銀総会に向け学生ボランティア結団式 (10月6日 19:42) 若者の車離れに歯止めを…各社首脳がイベントに (10月6日 19:22) スパゲティ「壁の穴」創業者の成松孝安氏死去 (10月6日 18:42) 「嶽きみ」に続け…「毛豆」ブランド化に本腰 (10月6日 17:57) シャープに液晶分社化・役員受け入れ要求…鴻海 (10月6日 15:07) 「餃子の王将」関東甲信越で唯一未出店の県は? (10月6日 13:31) NYダウ、3日続伸…4年10か月ぶり高値 (10月6日 10:11) 米失業率が大幅改善、3年8か月ぶりの低水準に (10月5日 23:31) 上関原発の着工認めず…中国電は免許失効へ (10月5日 21:45) 電力 反日デモ暴動補償、国内損保が新規引き受け停止 (10月5日 21:09)
逮捕は17日。発表によると、男子高校生は8日午後9時25分頃、同署の敷地に侵入し、屋外に置いてあった原付きバイク1台(10万円相当)を盗んだ疑い。 盗まれたバイクは、8日に「(笛吹市内に)放置バイクがある」との通報を受け、同署に運んで保管してあった。同市の40歳代男性が8月下旬に同市のスーパーで盗まれたとして、被害届を出していたという。 男子生徒はスーパーからを盗んだことを認めているといい、バイクを取り返すために盗んだとみられる。同署は「本来鍵のかかる車庫にバイクを保管すべきだったが、場所がなく、やむを得ず屋外に置いた。チェーンロックなど盗難防止措置も怠った」としている。
統合失調症や認知症などの人を強制的に精神科に入院させる「医療保護入院」について、厚生労働省は29日、入院時に義務づけられている家族の同意を不要とする方針を決めた。 家族の同意を外すのは、現行制度の原型を定めた1900年の法制定以来初めて。また、入院中も患者の権利を擁護するため、患者が「代弁者」を選べる新たな仕組みの導入などを盛り込んだ、精神保健福祉法改正案を来年の通常国会に提出したい考え。 医療保護入院は、入院治療の必要性を本人が理解できない場合、精神保健指定医の資格を持つ医師1人の診断と、家族(保護者)の同意で入院を強制できる制度。1年間で精神科に入院する約38万人のうち、14万人が同制度で入院している。
国土地理院は28日、同院の観測データ用のサーバー1台が外部から「辞書攻撃」と呼ばれるサイバー攻撃を受け、サーバーのパスワードなどの情報を盗まれていたと発表した。 サーバーは外部から操られ、他機関に対するサイバー攻撃を中継する「踏み台」として悪用されていたという。パスワードの桁数が少なく単純だったために窃取されたとみられ、同院では「パスワードを複雑化するなど再発防止に努めたい」としている。 同院によると、サーバーは今月13日午後6時から同9時まで、外部から辞書攻撃を受け、パスワードなどの管理情報を盗まれた。攻撃者はその後、盗んだパスワードを使ってサーバーに侵入し、27日午前4時から同10時までの間に、このサーバーを中継地点として大学と企業などのコンピューターに対しても同様の攻撃を加えていたが、これは未遂に終わったという。この時の不正通信に気づいた外部機関の通報で発覚した。
(上)JR甲子園口から商店街を南へ徒歩約6、7分。国道2号線の一つ手前を右折、左手の赤レンガ造りの建物の1階(下)内装もレンガでアンティークな家具が目立つ。ピアノもある 今流行のフレンチとは違う。フランスで伝統的に食べられている郷土料理とそば粉のクレープ「 ガレット」の店。昨年9月、兵庫県西宮市の甲子園口商店街近くにオープンした「アラメゾン ジャンポール」だ。来日32年目のジャンポール・ヴァレーさんが60歳を機に、夫人の優美子さんと始めた。 シャンパーニュ地方出身で、15歳からハムやソーセージ、パテなど肉類の加工職人(シャルキュティエ)になり、レストランのコックも経験した。だからオードブルには迷わず「シャルキュトリーいろいろ」を注文。鶏レバーのパテや豚の頭部肉などをハーブと煮込んでゼラチンで固めた伝統料理「フロマージュ・テット」、ガーリックソーセージ、パルマの生ハムなどに野菜が添えられて
変圧器輸送用の巨大貨車「シキ610形」が6日未明、滋賀県栗東市伊勢落のJR草津線手原―石部駅間にお目見えし、変圧器の積み下ろし作業が行われた。 車輪48個が付いた珍しい形状で、JR貨物によると、関西では同車の輸送作業は約1年半ぶり。 国鉄時代の1960〜70年代に5両が製造され、現残するのは1両のみで、約95トンの車両は6輪一組の台車8基で支えられる。二つに分かれて変圧器を挟みつけるようにして運び、その際の全長は通常の貨車の約2倍、約40メートルになる。 今回は神奈川県の工場から変圧器(約170トン)を運搬し、作業員が百数十人がかりで貨車から取り外した。鉄道ファン約30人も作業を注視し、大阪府高槻市の会社員浦部帝章(ただあき)さん(35)は「初めて見たが、大きさに圧倒された」と、懸命にカメラのシャッターを切っていた。
液体のシリコンをガラスに塗って、ヒーターの上で焼くだけで太陽電池を作ることに北陸先端科学技術大学院大学の下田達也教授らが成功、7日発表した。 低コストで、従来の太陽電池の製造では難しかった多層化なども簡単にできる製造法で、電池の性能も理論的には数倍向上するという。5年程度での実用化を目指したいとしている。 現在の太陽電池は、高純度の固体シリコンを使ったり、真空内でガス化したシリコンを利用したりしていて、高価な装置や特別な製造条件が必要だった。 下田教授らは液体のシリコンに着目。シリコンを主成分とした「ポリシラン」溶液をガラス基板に塗り、電気ヒーターで数十秒焼いてシリコンの皮膜を作った。これを3回繰り返すが、ポリシランにホウ素などの成分を混ぜることで性質の異なる三つのシリコン膜が形成されて、太陽電池ができた。性能は、従来の電池の2割ほどだが、今後、膜の多層化を工夫することで、性能を高めること
高木文部科学相は16日の閣議後の記者会見で、小惑星探査機「はやぶさ」が小惑星イトカワの微粒子の採取に成功したと、宇宙航空研究開発機構が同日発表したことに関連し、「事業仕分けを意識したものでは全くない」と強調した。 宇宙機構がこの日に採取成功を発表したのは、現在、政府の行政刷新会議が行っている「再仕分け」による「廃止」や「縮減」を免れるためではないかという一部の「憶測」を否定したものだ。 宇宙機構を巡っては、過去2回の仕分けで、広報施設が「廃止」とされたほか、衛星打ち上げ費用などの「縮減」などの判定が出ており、今回の「再仕分け」でも、関連する全事業が対象となっていた。 「微粒子が地球外物質かどうかは詳細な分析が必要」(宇宙機構関係者)とされる中、発表が周囲の予想より早かったことも、「憶測」が流れる一因となっている。
経営難で16日からの運休が決まった兵庫県明石市と淡路島を結ぶ第3セクター「明石淡路フェリー(たこフェリー)」(明石市)について、同じ航路を運航する淡路ジェノバライン(兵庫県淡路市)が筆頭株主となって、経営に参画する方針を固めた。 たこフェリーからの事業撤退を表明した現・筆頭株主のツネイシホールディングス(広島県福山市)から年内にも、株の譲渡を受ける見通し。同フェリーはいったん運休に入るが、この参画により、来年3月の運航再開を目指す。 関係者によると、明石市など地元自治体がジェノバ社に統合を打診し、協議を続けていた。15日に3セクの株主総会を開き、ジェノバ社が筆頭株主となる覚書をたこフェリー側と交わす予定。事業統合はせず、3セクのまま運営する公算が大きいという。
3日午前7時10分頃、山梨県北杜市須玉町比志の無職小林節子さん(76)方の鉄骨平屋建て物置小屋から出火し、約65平方メートルを全焼した。 小屋の中にあった耕運機や稲刈り機も燃えた。 北杜署の発表では、小林さんが、小屋の屋根などに乗っていた野生のサル20〜30匹の群れを撃退しようと、鳥獣被害対策用の6連発ロケット花火を発射したところ、火の粉が小屋のワラなどに燃え移ったという。小林さんは「追い払うのに夢中で、気づいたら燃え広がっていた。サルが許せない」と話しているという。
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