ブラジルで、殺人事件で死亡したとされた男性の葬儀が行われたところ、そこに死亡したはずの男性本人が登場し、大騒ぎになりました。 現地からの報道などによりますと、ブラジル東部の町アラゴイニャスに住むジルベルト・アラウージョさん(41)は、殺人事件の被害者と判断され、今月21日、家族によって葬儀が営まれていました。ところが、アラウージョさんは事件に巻き込まれておらず、自分の葬儀の噂を聞いて駆けつけ、参列者たちの前に元気な姿を現しました。 死亡したはずの本人が登場したとあって、参列していた女性たちは驚きのあまり気絶し、大勢の人が一目見ようとバイクや車で集まるなど大騒ぎになりました。 アラウージョさんは「ドアを開けてあぜんとしました。ひつぎを指さし『これは何だ』と聞くと『おまえのための葬儀だ』と言われました」と話しています。 アラウージョさんは住まいを転々としていて、家族が最後に姿を見たのは4か月前