首相答弁、目立つ誤読 予算委控え自民は楽観―国会 2020年10月31日19時57分 衆院本会議で答弁中に苦笑いする菅義偉首相=10月29日、国会内 「アトキンソン」を「アトキンシンソン」―。臨時国会序盤で、菅義偉首相は用意された原稿を読み間違える場面が目立った。今のところ与党は楽観しているが、週明けからの予算委員会は野党の攻勢が激しくなることが予想され、安定した答弁ぶりを見せられるかも焦点となりそうだ。 国民の期待は「そこそこ」 菅首相、言い間違いか―衆院本会議 首相は26日の所信表明演説で、新型コロナウイルス感染の医療資源を重症者に「重点化します」とする部分を「ゲンテン化します」と発言。東日本大震災の「被災者」を「被害者」と言うなど複数箇所で誤読した。 28日からの代表質問では自身のブレーン、小西美術工藝社のデービッド・アトキンソン社長の名前を間違えた。衆院解散をめぐっては「国民の政権